2008年9月13日 大持山、小持山、武甲山(埼玉県秩父郡横瀬町)
                おおもちやま、こもちやま、ぶこうさん

 
名郷バス停→妻坂峠→大持山→小持山→シラジクボ→武甲山→長者屋敷ノ頭→浦山口駅

 8月後半あたりから不安定な天気が続いていて、週末の予報も良くありません。
 予定では1泊で奥鬼怒に行くつもりでしたが、日曜の予報が良くなかったので、急遽キャンセルしました。
 土曜日の予報は、そんなに悪くはなかったので、秩父の山に出かけることにしました。
 西武池袋駅6時28分発の準急で飯能駅へ。駅前のバス停から7時35分発の国際興業バスに乗り8時30分に名郷バス停に到着。
 バス停から西へ、川沿いの道を行きます。右に武川岳への道を分け、まっすぐ行きます。キャンプ場のある河原を過ぎると
 大場戸橋の手前で分岐。まっすぐ行くと鳥首峠。右折して妻坂峠へ、林道を緩やかに登っていきます。
 一級河川入間川起点の石碑を過ぎて分岐。左は横倉林道へ。ここに「ウノタワ周辺ハイキングコース」の案内板がありました。
 この分岐を見送りまっすぐ行くと、車が2台。林道終点です。ここが妻坂峠登山口。山道になりました。
 杉林の登山道を登って行き、ジグザグに高度を上げて開けてくると、妻坂峠です。古い石仏が置かれています。
 樹林の間から、綺麗な円錐形の山。武甲山です。こちら側から見える武甲山は、昔のままの姿です。
 小休止して、おにぎりを1つかじります。
 この峠は十字路になっていて、右は武川岳、まっすぐ行くと生川(うぶがわ)。左(西)の尾根道へ向かいます。
 土嚢で補修された急な登りです。尾根が右に曲がると傾斜が緩み、登り下りを繰り返します。尾根道は広い所もあります。
 岩の混じった道を登り切ると、南側が開けた展望地。大持山・鳥首峠分岐です。近くの山並みは見えますが、あいにく雲が広がり
 霞んでいて、遠くは見えません。ここから北へ向かいます。10時57分に、大持山に到着。三角点のある小広場です。
 さらに、北へ狭い露岩の稜線を、こまかい登り下りで、小持山に到着。武甲山が大きくなってきました。
 再び小休止。今度はパンをかじります。少し下り、武士平への分岐を分けて、どんどん下っていきます。
 登山道にはススキがあり、秋を感じます。下りきると道標があり、シラジクボです。
 ここから、武甲山への急登が始まりました。細かいSの字の道です。ゆっくりと登っていくと、前方にベンチが見えてきました。
 ここは、武甲山の肩。左は下山する浦山口へ。右は生川へ。山頂へはまっすぐです。杉林の中を行くと、緩い傾斜の広場。
 シートを広げて、休憩してる人たちがいます。立派なトイレがありました。その先に御嶽神社。
 神社の右奥に第2展望所。左奥に第1展望所。ここが現在の武甲山山頂。方位盤があります。12時50分に到着です。
 柵があり、思っていた以上に狭い山頂です。柵の真下は、垂直に切り取られていて、真っ白な台地が見え、石灰石の採掘場です。
 真下に秩父盆地が、見えますが霞んでいます。遠くの山並みは、全く見えません。
 しばらく、ゆっくりして13時20分に下山開始。武甲山の肩に戻り、浦山口を目指して山道を下っていきます。
 登山道の途中に、発破時の退避所が設けられています。下りきった小広場に道標があり、水場まで2分。ここが長者屋敷ノ頭。
 歩きやすい尾根道を行きます。黒い雲が広がってきて、なんだか雨が降りそうな気配。
 浦山口の標識からは、樹林の中に入り薄暗くなり、ジグザグの急な下りになりました。するとパラパラと雨が落ちてきてしまいました。
 だんだんと沢の水音が大きくなり急な下りが終わり、沢沿いの道に降り立ちました。雨具は面倒なので、傘をさします。
 広い林道に出ると車が1台。ここまで車が入れるようです。林道を緩い傾斜で下っていきますが、雨が激しくなり土砂降りになりました。
 人家が見えてきて、15時10分に秩父鉄道 浦山口駅に下山完了。
 今度の電車は、15時15分の西武線直通。ここのまま池袋へ帰れるのは便利ですが、汗と雨でグショグショなので、
 このままは帰りたくありません。西武秩父駅で下車して、トイレで着替えて荷物を整理。駅の仲見世でお土産を買ったりとゆっくりします。
 いつの間には、雨はすっかり上がり日差しが戻ってきていました。西武秩父駅16時25分発の特急ちちぶ34号に乗り帰宅。

 天気は、曇り。たまに陽が差す程度。下山途中からは雨が降り出し、土砂降りになりました。

出発(名郷) 右折して山中林道へ 山中林道を行く



右へ(左は横倉林道へ) 妻坂峠登山口



杉林の登り 石仏(妻坂峠)



妻坂峠(839m) 樹間に武甲山 急登



広い尾根道 大持山・鳥首峠分岐 大持山山頂(1,294.1m)



大持山山頂標識と三角点 岩の隙間を通過 色づいてます



小持山山頂(1,269m) 武甲山(小持山山頂より) 武甲山・武士平分岐



岩場を下る



武甲山が迫ってきました シラジクボ



シラジクボ(1,088m) 歩いてきた山を振り返る 急な登り



武甲山の肩 武甲山山頂トイレ 御嶽神社



武甲山山頂(1,304m) 霞んでいて、良く見えません



真下に石灰石採掘場 武甲山の肩を、右へ 良い道



長者屋敷ノ頭



薄暗い樹林帯の下り 広い道に出ました 川のように流れる、林道



滝、発見 暗い林道 秩父鉄道 浦山口駅