2008年1月13日 をくずれ水仙郷、人骨山、スイセンピーク、嵯峨山(千葉県安房郡鋸南町)
                をくずれすいせんきょう、ひとほねやま、すいせんぴーく、さがやま

 
保田駅→をくずれ→人骨山→をくずれ→小保田→スイセンピーク→嵯峨山→保田駅

 スイセンの花を見に南房総へ行きます。錦糸町8時10分の特急新宿さざなみに乗車。木更津近くから海岸線を走ります。
 天気が良ければ富士山が見えるのですが、あいにく分厚い雲が広がっています。
 定刻9時47分に保田駅に到着。改札を出ると町営バス乗り場は長蛇の列。停車してるバスは満員。
 さらにもう1台でも溢れそうな人が並んでいます。予想外の展開。
 昨日、
をくづれ水仙郷観光事務所に電話して、バスが混んでいて乗れない事があるか確認したのですが、
 「みんな車で来るので、バスはいつも空いていてる」と言われ安心していました。空いているのは平日なのでしょう。
 一瞬、どうするか考えましたが、タクシー乗り場があり、大崩(をくずれ)までの料金が約2,250円。
 考えている間に、2台いたタクシーは出払ってしまいました。タクシーで行くことに決めて、電話して呼びました。
 ちょうど2人連れの方がタクシー乗り場に来たので、行き先を伺うと同じ大崩。相乗りをお願いし、快諾を頂けました。
 そんなわけで10時10分に大崩に到着。昨年来ているので、道は分かっています。
 スイセンが咲く道を歩きます。大崩バス停を過ぎて、緩い登り道を行きます。この辺りまでは、結構人が来ています。
 八雲神社を過ぎて、しばらくすると登りは終わり、緩い下りになります。一気に人がいなくなりました。
 この辺りのスイセンは少ないようです。昨年は2月初めに来たのですが、その時のほうが、もっと咲いていたようでした。
 満開は、もう少し先なのでしょうか。牛舎(廃屋のよう)をすぎると右に人骨山が見えてきました。
 いったん右下へ下り、人家の前を通るのですが、だいぶ手前から犬が吠え出しました。
 昨年も、クサリにつながれてない犬がいたのですが、今年は2匹つながれていませんでした。
 恐る恐る通過して、「人骨山」の標識に導かれ杉林を抜けると人骨山山頂です。眺めは良いのですが、
 今日は、雲が厚く風が吹いていて寒いです。5分ほどいて下山。少し青空が出てきました。晴れるといいなぁ。
 大崩バス停に戻ります。バス停には大勢並んでいます。
 11時50分、昼食です。バス停にある売店に併設したラーメン屋に入ります。この店しか食べる所はありません。
 まだ、お湯が沸いてないとの事で少し待たされました。その間に近くを一回り。菜の花が咲いていました。
 次に行く場所は、小保田。大崩13時30分のバスがありますが、今12時20分。まだ早いし、時間まで待って乗れない
 可能性もあるので、歩くことにしました。タクシーを降りた所に戻ります。ここは駐車場があり、スイセンの直売所があります。
 おみやげにスイセンを買いたいのですが、次の予定があるので手に持つわけにはいきません。
 聞くと宅急便で送れるとの事。ただ量は決まっていて、50本で送料込みで2,700円、買いました。
 注文があってから、新鮮なスイセンを摘んで送ってくれるそうです。
 さぁ、車道歩きです。トンネルを抜けて、県道保田鴨川線のT字路。右は鴨川、左保田。左に行きます。
 歩道は無く、結構車が通るので危険です。八幡神社バス停で、八幡神社に寄り道。13時30分に小保田バス停に到着。
 バスより10分ほど早く着きました。途中でバスに抜かれなくて良かったです。
 バス停右の小道に入っていきます。嵯峨山の標識があり左の道へ。二股に分かれる道、道標が無いので、どっち?
 少し前にすれ違った人がいたので、戻って聞きます。左が正解だそうです。少し行くと、簡易トイレが設置された場所で
 下山してきたらしき人達が休んでいます。右に見えるピークが嵯峨山のようです。道なりに登っていくと、こちらに向かって
 来る人がいて挨拶をすると、この先は行き止まりだそうです。嵯峨山へは、先ほどの簡易トイレのある場所から登るそうです。
 戻って良く見ると嵯峨山への道標がありました。見落としたようです。
 細い道に入っていきます。小さな丸太の橋を渡り、登っていきます。登山道は昨日の雨で、すごくぬかるんでいます。
 今日はスパッツは持ってきていません。途中スイセンが一面咲いてる所があります。
 分岐があり、右のスイセンピーク・嵯峨山へ。数人のグループの下山待ち。急斜面で粘土質のドロ道なので苦戦してます。
 ロープの張ってある登りを行くと、スイセンピーク。南側が開けていて斜面にスイセンが少し咲いています。
 少し下って、登っていくと嵯峨山に到着。木々に囲まれていて展望はありません。少し奥に行くと石祠。
 石碑には金平神社と書いてありました。ここからは、半時計回りに、釜ノ台、涸れ沢を通り、先ほどのスイセンピークへの
 分岐に戻ってくる予定だったのですが、少し下ると道が分かりづらくなりました。
 昨年12月に千葉の山で迷い、痛い目にあったので、ここは来た道を戻る事に決めました。
 ぬかるんで滑りやすい道を慎重に下り。15時50分に小保田バス停に戻ってきました。休日は、町営バスはもうありません。
 また県道歩きです。途中、ピンク色の花を数輪付けた木を発見。河津桜のようです。金網の向こうに一面スイセンの畑。
 ようやくJR内房線の踏切です。16時40分に保田駅に帰ってきました。
 特急で帰りたいので、次の特急まで約1時間待ち。保田の海岸に行ってみます。海の向こうの島は、大島。
 水平線の一部が、少しだけ赤く染まっていました。駅の手前の魚屋さんで、干物、岩のり、鯛せんべいをお土産に。
 保田駅17時35分の特急さざなみ20号に乗車、蘇我駅で総武快速直通電車に乗り換えて帰宅。

 今日の天気は曇り。お昼頃に少し青空が顔を出しましたが、結局1日曇り空で、気温は低く空気が冷たい1日でした。
 スイセンは、まだ満開という感じではありませんでした。それとも今回歩いた所だけがまだなのか?分かりません。

JR保田駅に到着 JR保田駅(右に青バス) をくずれ 水仙直売所



中央にピラミッド状の伊予ヶ岳 大崩(をくずれ)バス停



をくずれ水仙郷 八雲神社



牛舎を通過 人骨山(292.6m)



人骨山へ



杉林を登る 人骨山からの眺め



少し青空が 大崩バス停は、行列



菜の花も咲いてます トンネル通過 県道保田鴨川線を保田方面へ



八幡神社バス停 八幡神社



小保田バス停 嵯峨山へ



Y字路を左へ 目指す嵯峨山



丸太橋を渡る



右へ登る スイセンピーク



嵯峨山(315.5m) 石祠(金平神社)



スイセン無人販売 小保田バス停に戻りました 河津桜



スイセン一杯



JR内房線の踏切を渡る JR保田駅に戻ってきました 保田の海岸