2007年8月11日 背戸峨廊 (福島県いわき市)
                せとがろう

 
江田駅→遊歩道入口→トッカケの滝→片鞍ノ滝→鹿ノ子滝→三連ノ滝→ゆっくりコース→江田駅

 梅雨明け後、暑い日が続いているので低山ハイクはできません。
 今日はちょっと遠出して、沢歩きを楽しみに福島県の背戸峨廊に出かけました。
 背戸峨廊は、夏井川の支流、江田川の渓谷で、遊歩道が整備されていて、沢登りの技術が無くても楽しめるコースです。

 早朝の東京駅に行きます。新幹線の改札には行列ができていて、すぐは入れません。
 ホームには、乗車予定の列車が停車しています。自由席は通路、デッキを含めて人があふれていて、当然座れません。
 帰省ラッシュが始まっていました。東京6時4分発の東北新幹線やまびこ41号に乗車。7時23分に郡山駅で下車。
 昼食用の、おにぎりを買って磐越東線のホームに下ります。発車10分くらい前に、折り返しの郡山止まりが入線しました。
 5両編成でしたが3両切り離されて2両が、いわき行きになりました。8時1分に発車。のどかな単線を走ります。
 9時20分に江田駅に到着。ワンマン運転なので、運転手さんに切符を渡してドアーの「開」ボタンを押してホームに降ります。
 降りたのは私1人でした。空は快晴。すでにかなり暑いです。無人のホームに、夏井川渓谷・背戸峨廊の案内板があります。
 ホームから階段を下りると県道があり、食堂兼売店がありました。県道を西へ向かいます。
 すぐに綺麗なトイレがあり、その先に「背戸峨廊入口」があり、右に入って行きます。磐越東線のガードをくぐり、
 江田川に沿った道を行きます。峨廊橋を渡ると駐車場です。「背戸峨廊」の石碑があります。
 ここから渓谷に入って行きます。すぐに道は分岐。左は早回りコースの帰り道。右の道を下って行き沢に下ります。
 すぐに岩場になり注意しながら歩きます。階段を登って行くと、回り渕。小さな滝があります。
 東屋を過ぎると、トッカケの滝。滝のすぐ左にあるハシゴを登ります。ネジレ滝を過ぎて沢を遡っていきます。
 橋で対岸に渡ったり、狭い所では鎖を伝って行きます。足元は滑りやすいので慎重に行きます。
 やがて末広がりの滝、片鞍ノ滝です。滝の右上に延びる長いハシゴを登ります。
 竜門ノ滝、そして滑りやすい竜ノ寝床を過ぎると、鹿ノ子滝。再び長いハシゴを登り、見返りノ滝を過ぎると
 背戸峨廊最後の滝、三連ノ滝に到着です。12時30分、三連ノ滝手前の河原で昼食にしました。
 ここまで、とにかく暑くて、汗が滝のように流れ落ちていて、ズボンまで汗でびしょ濡れです。
 でも山登りではないので、体力的には問題ありませんでした。休んでいれば、そんなに暑くはありません。
 軽く昼食を済ませて、12時50分に出発。滝左の急坂を登ります。登りきると、早回りコースとゆっくりコースの分岐。
 時間があるので、ゆっくりコースを行きます。歩きやすい山道を、のんびりと歩きます。
 途中で、木々の間から山並みが見えました。どこの山でしょうか? 横木の階段を下って、沢を少し行くと
 駐車場に戻ってきました。県道に出て、トイレで汗を拭いて、Tシャツを着替えます。
 今日は、クーラーバックに500mlのペットボトル3本を持ってきたのですが、全部空っぽ。
 14時25分に江田駅に帰ってきました。14時32分の、いわき行きに乗車。
 いわき駅15時8分発の特急スーパーひたち46号で帰宅。

 1日中、快晴の暑い日。渓谷なので直射日光はあたらないのですが、とにかく気温が高くて、汗が吹き出ました。
 背戸峨廊の紅葉はすばらしく、この時期には多くのハイカーが訪れるようです。
 なお、磐越東線を利用する場合は、列車本数が少ないので、しっかりと時刻を確認して計画する必要があります。

JR磐越東線 江田駅 案内板



県道を西へ 綺麗なトイレあり 背戸峨廊入口



JR磐越東線のガードをくぐる 江田川に沿った道を行く 駐車場


「背戸峨廊」 石碑 右へ下る 水際を行きます



ここは歩きやすい遊歩道 廻り渕付近の小さな滝 東屋



トッカケの滝 ハシゴ(トッカケの滝の左)を登る ネジレ滝



倒木 橋をわたる 鎖を伝って行く



片鞍ノ滝 長いハシゴ



また橋を渡る



竜門ノ滝 鹿ノ子滝 また長いハシゴ



三連ノ滝 この河原で昼食 ゆっくりコースを行きます



尾根道 トンボ 東南方向の山並みが見えました



下ります 駐車場に戻ってきました 県道に合流



江田駅 スーパーひたち46号(いわき駅)