2007年4月29日 金時山、矢倉岳、洒水の滝 (神奈川県)
                きんときやま、やぐらだけ、しゃすいのたき

 
公時神社→金時山→足柄峠→足柄万葉公園→矢倉岳→21世紀の森→洒水の滝→山北駅

 新宿西口6時30分発の小田急箱根高速バスに乗車します。過去2度乗車していますが、いつも空いているので、
 今回は前もって乗車券を購入しませんでした。6時10分にバス停に到着。4・5人のグループが居るだけで、
 その後ろに並びました。バス到着頃には、かなりの人が並んで、乗車できるのかちょっと心配です。
 乗車券を持っている人から乗車します。なんとか、乗車できました。この時点で補助席を除いて満席です。
 5分ほど遅れて発車。池尻大橋を過ぎてから東名高速に入ります。東名向ヶ丘を過ぎると渋滞が始まりました。
 停まる事は無かったのですが、ゆっくりと走ります。東名厚木を過ぎて、渋滞は解消されました。
 定刻を35分遅れて、9時3分に金時神社入口バス停に到着しました。
 快晴の青空、暑くなりそうです。靴の紐をしっかりと結び、軽く体をほぐして出発です。
 金時沢橋を渡り右に入り、まずは公時神社に参拝。社殿右から山道に入っていきます。ちょっと登ると、金時手鞠石。
 金時蹴落石を過ぎて、舗装道路に出ましたが、すぐに山道に戻りました。金時宿り石を過ぎて、だんだんと急な登りに
 なってきました。木の根が露出したり、岩ゴロ道を登っていきます。高度が上がると、芦ノ湖が見えてきました。
 矢倉沢峠からの道に合流してから、横木の階段と岩場の急登が続きます。10時10分に金時山山頂に到着。
 登り始めてから、始めて富士山が見えました。快晴で裾野までの広がる全景を見ることができました。
 富士山の右側に黒い煙が広がっていて、自衛隊の演習のようでした。山頂は、たくさんの人が来ています。
 しばし眺めを楽しんで、10時20分に下山です。今日は足柄峠へ下ります。すぐに急なアルミ製の階段が始まり、
 急降下します。階段の無い所も、岩がゴロゴロしてたり、狭い所などがあり、気が抜けません。
 鳥居をくぐると傾斜は緩くなってきて、広い足柄峠ハイキングコースになり、軽い下り道でのんびりと歩けます。
 猪鼻砦跡で、振り返ると金時山。左には雄大な富士山。林道ゲートがあり、その先に駐車場があって、ここまで車が
 入れます。ここからも気持ちの良い道が続きますが、時々車が通るので、注意して歩きます。
 足柄城址手前で車道に出て、右に行き足柄山聖天堂。すぐ先に足柄峠の標識と足柄関所跡。
 車道を道なりに少し行くと、足柄万葉公園入口。右側に矢倉岳が見えてきました。
 11時30分。万葉公園に入り、正面に矢倉岳を眺めながら昼食にしました。12時ちょうどに矢倉岳へ出発です。
 樹林を行きます。右側が開けた道に出ると、矢倉岳が近づいてきました。21世紀の森への分岐を過ぎると、
 横木の階段が出てきて、傾斜が急になってきました。12時45分に矢倉岳山頂に到着。
 ここも、結構人が来ています。もちろん、眺めは最高。富士山はもちろん。先ほど登った金時山も見えます。
 方向を変えると、大山、そして小田原方向の先には、相模湾もみえます。矢倉岳の山頂はカヤトの広場になっていて、
 天気の良い日は最高です。今日は久しぶりにコーヒーを持ってきたので、お湯を沸かしてコーヒー休憩。
 そして、少しゴロ寝。13時33分に下山開始。富士山に向かって降りていきます。先ほどの21世紀の森分岐に戻り、
 右に入り、21世紀の森に向かっていきます。樹林の中をゆっくりと下って行きます。
 浜居場城跡経由の道標があったので、ちょっと寄り道。城跡は、標識と解説版があるだけの所でした。
 電波塔を過ぎて広いところに出ると、セントラル広場の標識。21世紀の森に入ったようです。
 広い道を行くと東屋があり、洒水の滝への道標。左の小道に入っていき、少しずつ下っていきます。
 林道に出て、さらに下っていくと、開けた場所で眼下に山北の町が見えました。
 前方に茶屋が見えてきて、洒水の滝への道に合流しました。滝への道を登って行くと、左に丹沢山別院最勝寺の石段。
 さらに行くと、洒水の滝が見えてきました。ところが、洒水の滝の石碑の手前で立ち入り禁止。
 落石があり、観瀑台への立ち入りが出来なくなっていました。立ち入り禁止の看板によると、落石があったのは8月27日。
 たぶん昨年でしょうが、8ヶ月も前の事。ゴールデンウィークの時期になっても、立ち入り禁止だなんて、
 復旧させる気が無いのでしょうか。残念ですが、ここでお終い。16時20分に山北駅に到着。
 山北に来たら、いつも買っている、猪もなかをキヨスクで買って、16時36分の国府津行きに乗車。
 帰りの車内で駅弁を食べたいので、国府津から小田原に行き、駅弁を購入して、小田原17時25分発の東海道本線の
 普通電車に乗り帰宅。

 天気は、1日中快晴。風は無く穏やかな陽気。絶好のハイキング日和。
 小田急高速バスで箱根へ行くのは3度目ですが、いつも快晴。
 今回のコースは、良い感じの山歩きが出来て、お気に入りに追加です。
 矢倉岳から洒水の滝への道は、利用する人が少ないようで、誰一人と会いませんでした。

金時神社入口(小田急箱根高速バス) 公時神社(後方に金時山) 登山道へ



金時手鞠石 金時宿り石 急登



岩ゴロ道 左、箱根山  中央、芦ノ湖  右、丸岳


岩場の急登 山頂間近の横木の階段 金時山からの富士山



金時山山頂(1,213m) 左に愛鷹連峰 足柄峠へ



アルミの階段で急降下 危険な狭い道 鳥居を通過



足柄峠ハイキングコースへ 金時山(猪鼻砦跡より) 広く歩きやすい道



林道ゲート のんびりと林道を行く 足柄山聖天堂



足柄峠 足柄万葉公園へ 矢倉岳



矢倉岳へ



山頂間近 振り返ると、良い眺め



矢倉岳山頂広場 富士山と見晴台 矢倉岳山頂(870m)



金時山(矢倉岳より) 富士山に向かって下山開始 21世紀の森・洒水の滝へ



浜居場城址



セントラル広場(21世紀の森) 洒水の滝へ



林道に出ました 眼下に山北の町 洒水の滝への道に合流



洒水の滝 駅に向かいます JR御殿場線 山北駅