2005年12月24日 多峯主山、天覧山(埼玉県飯能市)
とうのすやま、てんらんざん
西武池袋8時6分発の快速急行に乗り9時2分に高麗駅に到着。ホームからは日和田山が見えます。
駅前から住宅街の中の緩やかな坂を、ゆっくりと登っていきます。道は直角に右に折れていますが、突き当たりの
左端に小さな階段があり、その先は未舗装の山道になります。入ってすぐ右の木々の中へ入っていきます。
緑のフェンスに沿って進み、木段を少し登ると多峯主山への道標があります。登りを感じない程度の林道を、行きます。
道は枯葉一杯で気持ちよく歩けます。天覧山からの道と合流し、少し行くと左奧に東屋、手前には枯葉一杯の池が
あります。雨乞池です。ここから少し急になり、黒田直邦の墓。さらに登ると多峯主山の山頂に到着しました。
土がむき出しの山頂で、こんもりとしています。テーブルとベンチがあります。しばし休憩。眺めがすばらしいです。
すぐそこに西武ドーム、池袋、新宿の高層ビル、そして大山。残念ながら富士山は見えませんでした。
雨乞池まで下り、少し登ると常盤平の標識。その先に法きょう印塔が一基立っていました。
また雨乞池まで戻り、天覧山への分岐から、右への道を行きます。この辺りは歩きやすい林道です。
見返り坂と呼ばれる坂を下ります。下りきった所に柵があり、その奧に飯能笹の群落があり保護区域になっています。
笹原を抜け、小さな石橋を渡ると左に天覧山山頂への道標。木段を登っていきます。立派な東屋を過ぎると、前方が
開けてきて陽が差し込んでいます。天覧山山頂でした。山頂にはコンクリート造りの展望台があり、「山」と言う感じ
ではありません。展望台からは、飯能市街が見渡せます。また地元の中学生らしき野球部員がトレーニングで
走り回っていて、とても落ち着ける雰囲気はありません。早々に下山します。遊歩道のような道を下ると公園のように
なっています。下りきると能仁寺。山門から続く石灯籠、そして本堂と立派なお寺です。
山門前の広場の先に飯能市郷土館がありましたが、本日は休館日でした。飯能恵比寿神社、観音寺を通り飯能駅に
着きました。駅前で昼食を摂り、13時5分のレッドアロー特急ちちぶ24号に乗り帰宅。
天気は、少し雲が出ていましたが、ほぼ快晴。空気は冷たく、ほとんど汗をかくこともなく、
山登りではなく、散歩の延長のようなハイキングでした。
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