2005年11月12日 奥久慈男体山(茨城県大子町)
おくくじなんたいさん
朝になっても昨夜からの雨が降り続いていましたが、昼前には回復するとの予報だったので、出掛ける事にしました。
上野7時30分発の特急フレッシュひたち5号に乗車。水戸駅で水郡線の快速ぶらり奥久慈号に乗り換えて9時45分に
西金(さいがね)駅に到着。水戸駅に着いた時は、まだ少し雨が降っていたのですが、水郡線に乗っている間に回復して
きて、西金駅に到着した時は、快晴になっていました。
駅前の少し高い所にある国道を水戸方向に行くと、すぐに男体山登山口の道路標識があり、細い車道に入っていきます。
湯川に沿って、軽い登りの道を行きます。車はあまり通りません。右前方に奥久慈の山並みが見えてきました。
途中「1650万年前のゾウ類足跡化石」の案内板がありました。左側の小さな滝を過ぎて、山並みが近づいて来ました。
弘法堂の道標があったので、寄り道しました。左の道に入っていきます。峠の茶屋があったのですが、弘法堂まであと
どのくらい掛かるのか分からなかったので、あきらめて先ほどの分岐まで戻りました。しばらく行くと、また弘法堂への
分かれ道。予想ですが最初の分岐と、次のこの分岐は繋がっていて途中に弘法堂が、あるのではないでしょうか?
男体山登山口の道標が指している左の道を少し下っていきます。T字路になり左に男体トンネル、右に行きます。
道路脇のちょっとしたスペースに中型バスが3台駐車してました。どこかの山の会の貸し切りバスのようでした。
このあたりが大円地(おおえんち)集落です。民家のわきを通り、茶畑のある農道をすこし行くと、健脚コースと
一般コースに分かれる道標があります。雨上がりで急斜面は危ないので、迷わず一般コースを登ります。
杉林の薄暗い道を行きます。ゆっくりと高度が増していき、杉林が終わり、枯れ葉の敷き詰められた登山道を登り切ると
東屋の建つ広場に出ました。ここが大円地越(おおえんちごえ)。鷹取岩、篭岩方面への分かれ道があります。
小休止して山頂へ向かいます。斜度が増してきてロープのある岩場を越えます。尾根に出ると木々が色づいていて
鮮やかです。視界が開けた所では、低い山並みが遠くまで幾重にも連なっています。小さなピークをいくつか越えて
パラボラアンテナの先が、男体山山頂です。12時15分。人がいっぱいいます。石造りの男体神社の奧宮が、
崖っぷちに鎮座してます。眺めは最高です。ここで昼食にしたかったのですが、風が強くてお湯が沸かせません。
少し下った所に東屋があるらしいので、ここではパンだけをかじって下山することにしました。
3分ほどで東屋があり、ここでお湯を沸かしてカップメンを食べる事にしました。この場所は、健脚コースからの
合流点です。健脚コースを登ると東屋と山頂の間は2度同じ道を歩くことになるので、一般コースのほうが良いですね。
袋田の滝方向へ下っていきます。尾根道を行くと袋田の滝への分岐。至上小川駅の左に下っていきます。
少し急な道をジグザクに下ります。色づいた葉がきれいです。傾斜が緩くなった頃に車が見えてきました。
男体山麓駐車場です。左奧に男体神社の拝殿。鳥居をくぐり小道を行くと車道と合流。右に行き長福集落。
長福観世音堂の道標に従い小道を上がっていきます。ちょときつい登りです。振り返ると男体山が眺められます。
右に古びた長い石段があり、ゆっくりと登っていきます。登り切ると長福観世音堂。(石段を数えたら288段ありました)
石段を下りて、そのまま山腹の道を行きます。陽が当たり眺めが良く、気持ちの良い道です。
至上小川駅で下っていくと車道に飛び出しました。すぐに車道を横切り、また山道へ。ここからは樹林の道です。
山道が終わり、大子町立南中学校の正門前を通り国道に出ました。国道を左に行き、JA特産物直売所
奥久慈で
地の野菜とおみやげを購入。さらに国道を進み、長福寺へ。由緒あるお寺だそうで、なかなか立派です。
ゆっくりと歩いて、上小川駅に到着。無人駅です。
16時54分の水郡線で水戸駅へ。18時25分の特急スーパーひたち52号で帰宅。
天気は快晴。
山頂からの眺めは抜群で、点在する集落と、低い山並みが遠くまで幾重にも連なっていて、圧巻でした。
|