2005年11月3日 岩殿山、兜岩、稚児落し(山梨県大月市)
いわどのさん、かぶといわ、ちごおとし
錦糸町7時8分の特急あずさ3号に乗車。自由席車両は通路も含めて満員です。8時31分に大月駅に到着。
道路がびっしょり。直前まで雨が降っていたようでが、少し青空が出てきています。駅前の岩殿山登山口と書かれた
さつき通り商店街を新宿方向に行き、踏切を渡り、東京電力、大月合同庁舎を過ぎで国道139号線に合流します。
高月橋で桂川を渡り登っていくと左側に岩殿城趾、岩殿山丸山公園入口があり、階段を登っていきます。
すぐに右上に岩場が見えて、鳥居があります。整備された道を登っていくと、左下に大月の町と富士山がかすかに
見えました。空気が澄んでいたら、大きな富士山が見えたはずです。岩殿山丸山公園の標識があり山門のような
門の奥に天守閣のような形の、ふれあい館があります。この建物は、プラネタリウム、展示、資料館になっています。
ここから、すこし急になってきます。階段と山道をジグザグに登っていきます。岩殿山、稚児落しの分岐を過ぎ
揚城戸跡、番所跡を通り、尾根にでます。右に行き馬屋の標識を過ぎると岩殿山山頂に到着しました。
ベンチと東屋があり南側には柵があり真下に中央道、桂川(相模川)、大月の町等、良い眺めです。
また岩殿城と岩殿城趾の案内板があります。東屋の奥に行くと馬場跡、本丸跡、烽火台などがあり一廻りしました。
なお、烽火台の方が岩殿山山頂より高い所のあるようです。稚児落しへの分岐まで戻り兜岩へ向かいます。
分岐から先は狭く急な山道になります。築坂の標識を過ぎ鉄塔の下を行き、しばらくすると兜岩への登りです。
岩場経由と林内経由の二手に道が分かれていますが、頑張って岩場を行くことにしました。
岩場にクサリと鉄の杭があり、慎重に登ります。怖いです。登り終わると平坦な道になり、一安心。
すぐに第2兜岩です。岩場の細い道に手すりのような鉄の杭が打ち込まれています。行く先がどうなっているのか
分からず怖いので、ここは林内経由の道を行くことにしました。ところがこの道は急斜面の下りで、ロープが所々に
ありますが足下の土が滑り、簡単な道ではありませんでした。岩場経由からの道と合流し尾根に出ます。
軽い上り下りを繰り返すと、小さな祠がありました。さらに行くと左前方が開けてきて稚児落しの岩壁が見えてきました。
岩場裏の階段状の道を登り、稚児落しの上に出ました。なかなか良い展望です。尾根を離れて下山開始です。
木の根や、滑りやすい所などもありますが、特に危ない所はありません。浅利の集落が見えてきて小さなスチール製の
ハシゴを下ると、赤い屋根の民家が目の前に現れます。ここが浅利側の登山口です。
車道をゆっくり下っていきます。真っ赤な中央道をくぐり桂川を渡り、跨線橋で線路を渡り大月駅に帰ってきました。
13時、お昼は大月駅前の京風ラーメンかつらで、餃子と特製チャーシューメンを食べました。おいしかったです。
14時6分発の特急あずさ18号に乗車して帰宅。
天気は、曇り時々晴れ。
岩殿山は、公園の延長のような感じでしたが、兜岩は、ちょっとした難所でした。
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